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AI時代における私の考え

AI時代における私の考え

多くの有識者が、AIは世の中に産業革命以上の変化をもたらしていると述べています。その一方で、昨今はAIを使用したサイバー攻撃が増えています。世界の約7割のウェブサイトで使用されているプログラミング言語、PHPに重大な脆弱性が2件公表され、多くの企業がセキュリティ対応に追われる事態となりました。サイバー攻撃が増える中で、個人情報が漏洩したり、経済的損失を被ったりするケースが過去最多のペースで発生しています。 

これまで日本企業は、言語の壁によって他国よりもサイバー攻撃を受けにくい環境にありました。海外の攻撃者がフィッシングメールを送っても、日本語のニュアンスが不自然で、詐欺であることが明らかだったからです。しかし今では、攻撃者はAIによっていとも簡単に流暢な日本語を駆使し、人を騙すことができるため、これまでセキュリティ対策を怠ってきた日本企業は多くの損害を受けています。実際に、GMOインターネットグループのFXサービスが不正アクセスを受け、4,000万円の損失を被った個人もいました。

AIに関わるもう一つの問題として挙げられるのが、 失業率の上昇です。日本では、労働契約法のもとで企業が従業員を一方的に解雇するのが難しい状況ですが、米国や英国では企業が人員削減を頻繁に行います。今年4月には、マイクロソフトが米国従業員の7%を、メタが全世界の社員の10%を削減すると発表しました。米国では、これから社会に出る若者の就職も難しくなっています。新入社員がこれまで担ってきたエントリーレベルの業務は、AIのほうが速く安くこなせるため、簡単に代替されてしまいます。 

もちろん、AIには良い側面も多くあります。AI開発企業のアンソロピックは、先月27日に創薬事業への参入を発表しました。これまで人間の力だけでは開発できなかった治療薬の研究も進んでいます。また、企業の業務効率化が進み、これまで数日かかっていた作業を数十分で終わらせることも可能になりました。

私は、AIの進化によって将来的に多くの既存の仕事が代替されると考えています。しかしながら、自分の将来についてはあくまで楽観的に考えています。一個人が世の中をコントロールできる範囲には限りがあります。いくらAIについて悲観的に考えたとしても、結果としてAIの開発は止まらないため、将来に対して悲観的になりすぎることは自分にとってデメリットだと考えています。とはいえ、一定の危機感を持つことは重要であると考えているため、日々着実に自分のスキルを向上させることに集中しています。

また、今後AIが急速に進化したとしても、人と人との繋がりは代替されないと考えています。最近はタッチパネルで注文する飲食店が増えていますが、自分が一流だと思う飲食店は、どこもすべてのサービスを人の手で行っています。人間のきめ細かい配慮や対話能力は必要不可欠です。コロナ禍のロックダウンで人々のストレスが溜まっていたのも、人と人との繋がりが不足していたことが一因だと思います。

テクノロジーの発展によって世の中はより便利になった一方で、テクノロジーに頼らなければ決断できない人も増えてきていると感じています。そうならないためにも、日頃から自分で考えて行動することを意識しています。そして、コントロールできる物事に集中し、それ以外については楽観的に考えるようにしたいと思います。 

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