株式会社スノーボール

天才起業家、サム・アルトマン

近年、AI関連企業の技術開発競争は激化しています。

アルファベット傘下のグーグルはジェミニを発表し、業界ベンチマークテストでオープンAIを上回っています。また、米AI新興企業のアンソロピックも法人向けAIで攻勢を強めていて、オープンAIのライバル企業になっています。AIの進展は凄まじく、オープンAIは今年の大学入学共通テストで主要15科目のうち9科目で満点を取り、全体の得点率は97%でした。2024年の共通テストの得点率は66%であったため、いかに精度が上がっているかが一目瞭然です。

オープンAIはサム・アルトマン氏、イーロン・マスク氏など多数の著名な人物によって2015年に創設されました。同社は2025年10月にChatGPTの週あたりの利用者が世界で8億人を超えました。思い返せば私が2023年にアメリカの大学在学中も課題などでChatGPTを使用していた生徒がほとんどでした。

今回はオープンAI創設者でCEOのサム・アルトマン氏について深掘りしたいと思います。サム・アルトマンは天才起業家として知られていますが、彼はなぜ天才として名を知らしめているのでしょうか。

アルトマンは1985年にユダヤ系の家系で生まれ、その後ミズーリ州のセントルイスで育ちました。8歳の時に親からパソコンを買い与えられ、プログラミングを始めました。その頃から周りの子供たちとはものが違いました。

アルトマンはスタンフォード大学在学中に後に彼のメンターとなるポール・グレアムと出会いました。グレアムはYコンビネータを創業し、数々のスタートアップ企業を成功に導きました。同社は3カ月間ベンチャー企業を指導し、投資をする起業家養成スクールです。そのプログラムには数多くの応募者が殺到しているため、選ばれるのは狭き門です。アルトマンはYコンビネータの第一期生として資金調達を受け、19歳の時にLoopt社を起業しました。同社は位置情報サービスを用いて、友人たちがリアルタイムの居場所を共有できる当時では画期的なサービスでした。アルトマンはスタンフォード大学でコンピューターサイエンスを専攻していましたが、起業に専念するため、2年で退学しました。

その後Yコンビネータの非常勤のパートナーとなり、後に代表を務めることになりました。その後は皆さまのご存知の通り、オープンAIを創業し、一時CEO退任騒動などを経て復帰し、現在に至ります。

私がアルトマンが天才だと思う点は彼の資金調達能力と行動力です。彼がマイクロソフトCEOのサティア・ナデラと階段で立ち話をしたその1年後にオープンAIへの約十億ドルの投資を決めたのは有名な話です。また、彼は人生の重要な転換期に様々なリスクを取ってきました。名門大学であるスタンフォード大学を中退して起業活動に専念したこともその一つです。

私は多くの成功者に共通する点として適切なリスクを取ることが挙げられると考え、それは資産運用にも同じことが言えると思います。全くリスクを取らず、現金を預金に置いていたままでは、物価上昇に負けてしまい、資産は目減りしてしまいます。皆さまのようにマーケットの変動リスクを取りながら、長期投資を継続することは将来リターンに大きく寄与すると考えます。

上部へスクロール